会長あいさつ

 皆さまこんにちは、札連会長の高木宏壽です。
 昨年は、力による一方的な現状変更という国際秩序の根幹を揺るがすロシアのウクライナ侵略に始まり、終息の兆しが見えてきているとはいえ世界を一変させた新型コロナウィルス感染症への対応、権威主義国家による民主主義、自由主義への挑戦等わが国を取り巻く環境に地殻変動ともいうべき構造変化が生じた1年でした。
 また、国内においては、回復の足取りが依然脆弱なところに輸入資源価格高騰による物価高が襲い、国民の暮らし、生業に大きな影響を及ぼしたのに加え、コロナ禍で更に進む人口減少、少子高齢化、一刻の猶予も許さない気候変動問題が少なからず影響を与えている災害の頻発化、激甚化等国内外の難局が同時かつ複合的に押し寄せてきています。
この難局を単に乗り越えるだけでなく、社会課題解決に向けた取組を成長戦略に位置づけ、課題解決と経済成長を同時に実現しながら、経済社会の様々な変化に対応できる強靭でしかも敏捷な国づくりを政治の責任として前へ進めていかなければなりません。
 この難局を乗り越え、一国単位で堅固さも兼ね備えた国づくりを官民連携して中長期的かつ計画的に進めていくには、安定した政治環境が必要です。本年は4月に地方統一選挙が実施されます。我が党の力の源泉は地方にあります。
札幌市の政策課題を国としっかり連携しながら解決していくためにも、市議会で安定した勢力確保が必要です。改めて、党員、党友をはじめとする皆様のご奮闘とご支援をお願い申し上げます。
 本年は卯年、「みずのとう」です。この年は、水を得て木が育つように、新たに始めたことが成長する年になるといわれています。コロナ禍で停滞していた人も経済も動き出す年になることを願っています。

自由民主党札幌市支部連合会会長
衆議院議員 高 木 宏 壽

高木ひろひさWeb Site